「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX」/美術と教育の未来を考える

美術と教育の未来を考える企画展「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX」が9月16日まで、前橋市千代田町のアーツ前橋で開かれています。

アーティストの山本高之さんは小学校教諭の経験から「教育」をテーマにしたアートプロジェクトを数多く手掛けています。

今回は美術館「アーツ前橋」のある前橋市でワークショップなどを行い、前橋とアートと教育の関係性に迫っています。

大蛇を囲むムカデのオブジェ

随所にムカデのモチーフが散りばめれられているのが気になりました。

さまざまな場所に忍びよるムカデは「小さな恐怖」であり、気付かないうちに侵略されてしまうような不安感を覚えました。

子供たちが描いた市議会議員の似顔絵、子供らしい願望が書かれたプラカード―。

政治やデモといった社会的なテーマの展示が多かったのですが、子供の視点を通した作品として示すことで新鮮に感じられました。

企画展で示された「未来」は不穏な要素はらみつつ、アートと社会のつながりに可能性を感じさせるものでした。ただ、それは言葉するのが非常に難しいイメージでした。

気になった人はぜひ美術館に行ってみてください。

たぶん年代や性別、立場によって、さまざまな感じ方や受け取り方があると思います!

「山本高之とアーツ前橋のビヨンド20XX」
会期:2019年7月19日~9月16日
場所:アーツ前橋
開館時間:10:00~18:00
休館:水曜日
入館料:一般400円

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