白川昌生さん制作の「想像☆の力」/12月25日まで喫茶マルカ前に設置

前橋市在住のアーティスト、白川昌生さんが制作した「想像☆の力」ののぼりが12月8日、 群馬県前橋市千代田町の喫茶マルカ前に設置されました。12月25日まで店頭に展示されます。

「想像☆の力」ののぼりを立てる白川さん

街中に出現して「想像力」を訴える

「想像☆の力」は、のぼり旗の形をとって「想像力」の大切さを訴える美術作品として、美術館やギャラリーで展示されてきました。

2018年からは前橋市街でもたびたび展示され、マエバシモニュメントや前橋市役所前の下村善太郎の銅像、広瀬川河畔など、さまざまな場所で道行く人に強いメッセージを投げかけてきました。

白川昌生さんに聞く「ポスト・コロナ」の前橋とアート/「駅家ノ木馬祭」にみる「芸術の力」

「白井屋ホテル」で馬場川通りに注目

今回はのぼりを設置した喫茶マルカは、注目のアートホテル「白井屋」の近くにあり、アーティストや学芸員が訪れる“サロン”的な場所です。

12月12日に開業する「白井屋ホテル」

白井屋ホテル内には白川さんのドローイング「円環ー世界 『生成するもの Ⅰ』」が展示されているほか、白川さんの作品がテーマの客室もあるそうです。

ホテル内の壁に飾られた「円環ー世界 『生成するもの Ⅰ』」

白井屋ホテルの開業で、商店街とアーツ前橋をつなぐ馬場川通りもまた、アートの発信地として注目されつつあります。

「想像☆の力」の展示を企画した「場所・T house」プロジェクト実行委員会は「コロナ禍で閉塞感が漂い、想像力の力がより求められている今、馬場川通りという日常風景の中で作品のメッセージを感じ取ってほしい」と呼び掛けています。

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