アート空間として注目を集める、前橋市の「旧本間酒造」。11月4日まで、県内のものづくり作家が集う「秋、酒蔵にて」が開催されています。国登録有形文化財の歴史ある蔵の中で、現代作家たちの新しい感性を楽しむことができます。
「考古作新」をテーマに
「秋、酒蔵にて」はこれまで中之条を舞台に開催されてきました。11回目となる今回、初めて旧本間酒蔵に会場を移して開催しています。
「考古作新」をテーマにした展示室では、ガラスや陶器、絵画、書道といったジャンルの違う作家がコラボレーションしています。
静かな蔵の中に、古時計の音だけがカチカチと響く。作品と対峙するための演出やしつらえがとても素敵でした。
空間演出は、古道具・熊川(下仁田町)の西原ヒロキさんが手掛けている、と聞いて納得です。
今回の企画のディレクターを務めた陶芸家、閑野淳さんの作品。陶器ありながら金属のような質感がある、現代的な器です。
話題の料理人によるランチも
期間中は、日替わりで話題の料理人が登場してランチの営業も行っています。
お昼休みにふらっと寄って、ランチを食べながら作品を楽しむ、という過ごし方もできそうです。
11月1日は「土田酒造ナイト」が開かれ、川場村の土田酒造と、新前橋駅前のBento261がコラボレーションします。
作品と料理と空間のコラボ、楽しい夜になりそうです!
詳しい開催情報は、イベントのFacebookページをご確認ください。
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