
榛名山のふもとに位置する渋川市。古代に榛名山が2度、大噴火したことで多くの集落が埋没し、良質な「遺跡」として残っています。
2012年には、金井東裏遺跡から「甲(よろい)を着た古墳人」の骨が見つかり、国内初の大発見として話題になりました。
今回は金井東裏遺跡と同じ、6世紀初めの噴火で被災した「中筋遺跡」を訪ねました。
案内板が各所にあるので、こちらに従って進みます。
住宅地に現れる「古墳時代のムラ」
史跡に入ってすぐに左に「平地式建物」があり、中に入ることができます。

内部にはかまどや土器などがあり、古墳時代の“生活感”が漂っています。
パンフレットもこちらで入手できました。

内部を見学できる竪穴式住居
お隣には竪穴式住居があり、こちらも内部を見学できます。

中は暗くて、ちょっとドキドキします。
階段を下って室内へ
中は意外と広くて暖かい。

平地式は夏用、竪穴式は冬用の住みかとして使い分けられていたそうです。

公園ほどの広さでさくっと見学できます。
昔の人々のコンパクトな暮らしぶりがよく分かり、復元された住居も楽しめます!
【中筋遺跡(なかすじいせき)】 おススメ度★★☆☆☆
住所:渋川市行幸田796
(渋川市HPに詳しい行き方が掲載されています)
住宅地の中にあり、周辺の道が細いので気を付けてください。
開場: 9:00~16:30(月曜、祝祭日の翌日、年末年始は休場)
入場無料
※駐車場、トイレ有
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