群馬生まれ、群馬育ちの24歳の男性4人が、渋川市内の廃工場の一室を使ったリノベーションプロジェクトに取り組んでいます。2017年から仕事の合間に改装作業を進め、ようやくくつろげるスペースが完成。彼らはその部屋を「Jumanji(ジュマンジ)」と名付け、地方暮らしの楽しさを伝える発信拠点にするため、クラウドファンディングで支援を募っています。
地方暮らしの退屈さに負けないために
「Jumanji」は、旧しめじ工場を改装したコワーキングスペース「伊香保BASE」(渋川市渋川)の一角にあります。
4人は、この秘密基地のような工場の一室に集まり、壁を塗り替えたり、電気を通したり、家具を配置したり…。地方暮らしを仲間と楽しむためのサードプレイスを作ろうと、自己資金で改装を続けてきました。
クラウドファンディングのページには、4人がリノベーションを始めた経緯がつづられています。
その中で、とても印象に残った言葉があります。
毎日職場と家を往復して、休日は給料を散在してストレスを発散する。結婚をして落ち着いていく友人に影響を受け、何かを手に入れつつも何かを失っていく。
人生の最期に振り返った時、仕事しか残らないような人生はいやだ―。
20代の頃、私も同じような「もやもや」を抱えていたことを思い出します。
でも日々の忙しさにかまけて、当時は新しいことを始める勇気がありませんでした。今も同じような20代がいるはずで、だからこそ「Jumanji」を始めた4人の思いに共感できる人は多いのではないでしょうか。
「Jumanji」は今後、地元暮らしの楽しみやアウトドアカルチャーの発信基地を目指すそうで、そのためにプロジェクターや照明などを購入する資金をクラウドファンディングで募っています。目標額は50万円で、募集期間は残り1カ月ほど。6月6日現在の支援総額は約34万円です。
地元名店の紹介記事も
このクラウドファンディングページで連載してる「KCP(告知の・カードを俺の好きな店に配り歩く・プロジェクト:の略)」の記事が面白い!
俺のそば、New Boy Coffee & Records、REBEL BOOKSなど。
高崎周辺で遊んできた4人だからこそ知る、名店の魅力とその店主の人柄が分かる素敵な文章です。
読んだ皆さんも、きっと彼らの挑戦を応援したくなると思いますよ。
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