群馬県桐生市の織物メーカー「
シルクの機能を、暮らしの中に
桐生整染商事は1950年創業。「織都・桐生」で長年、絹地を扱ってきたノウハウを基に、今春から、シルクの心地よさと機能性を備えた生活用品を提案する新ブランド「SILKKI」をスタートさせました。
シルクプロテイン植物性エタノール(提供:SILKKI)
保湿効果のあるシルクプロテインが配合されたエタノールは、さらりとした使い心地だそうです。
ウレタンマスクにシルクプロテインを加工した「シルクマスク」も販売しています。
色はホワイト、グレー、ブラックの3色(提供:SILKKI)
接触冷感機能を持ったクールマスクという商品もあり、こちらは暑い季節によさそうです。
私はクールマスクが気になります。
マスクの供給量が増えてきたので、着け心地の良さや機能など質の高いものを選びたいなと、ちょうど思っていたところでしたので。
産地の技術で、シルクの魅力を伝える
機能性・デザイン性の高い商品はもちろん、私は「SILKKI」という新ブランド自体にも注目しています。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、医療用品をはじめとした国内の資材不足が問題となりました。
その背景にある日本の輸入依存の高さが浮き彫りになり、一時的かもしれませんが、製造拠点の国内回帰といった動きも出ています。
以前、多種多様な繊維技術の息づく桐生産地の可能性について記事を書きましたが、国内に目を向ければ、高い技術力を持つ生産拠点はたくさんあります。
「SILKKI」は今後、シルクの生地を生かした衣類や、
群馬ならではのシルクブランドと、桐生の繊維技術を掛け合わせて、シルクの需要拡大の新しいビジネスモデルとなれば、ととても期待しています。
皆さんも応援よろしくお願いいたします!
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