ローカルを面白がる〝チカラ〟を持とう

前橋市議の岡正己さんの市政報告会が15日、前橋市街のcommで開かれました。「どこでも地元メディア」がテーマのウェブマガジン「ジモコロ」を手がける徳谷柿次郎さんのトークイベントが開かれ、地域を「面白がるチカラ」の大切さについて語りました。

面白がって、深掘る

徳谷さんは「旅に出て土地の文化に触れ、深掘りして、その話を人に伝えることで『面白がるチカラ』が磨かれる」と語りました。

実際に、ジモコロは全国各地を面白がる視点から生まれた記事が多いといいます。

静岡のタケノコ王、マッドサイエンティスト農家…。視点を工夫したインタビューで、若い世代の関心を集めているそうです。

プレイヤーと文化を可視化する

また、徳谷さんは「地方再生に即効性のある手立てはない」と言い切りました。メディアで取り上げられる各地の取り組みは、何十年も前から取り組んでいるもので、長い時間軸で取り組むべきだと言います。

印象に残ったのが「街のプレイヤーと文化を可視化する」という言葉です。

外からの人が街に関わるには、街の人や文化の関係性がテキスト化されているのが重要だと感じました。

「いまここ」も、そんな街の入り口となるようなメディアを目指していきたいと思います!